【脳科学】辛いものを食べる(カプサイシンを摂取する)と幸せになれる?

 こんにちは。私は辛いものが好きです。例えば、セブンイレブンで売っている蒙古タンメンのカップ麺なんか好きで何回も食べています!本格的な辛さで、おすすめですよ。今回は、そんな辛いものの成分であるカプサイシンを摂取した時の脳への影響に関して、興味深い文献を発見したので紹介します。

 他の文献も含めて、いろいろな影響があることが学術的にも分かっているようですが、私はまだまだ勉強中で一部しか理解できず、「幸せ」に関連するところだけトピックとして抽出します。

 以下の参考文献1の論文において、カプサイシンのラットへの投与がどのように影響するかを調べています。具体的には、「中枢オピオイド系を活性化するという仮説を立て、ラットの視床下部弓状核におけるプロオピオメラノコルチン(POMC)mRNAの発現を調査した。カプサイシン投与群では、投与後20分の時点で生理食塩水投与群と比較して、POMC mRNAレベルが有意に増加した。しかし、その他の時間帯(40分、60分、120分後)においては、両群間に有意な差は見られなかった。(一部略)」ということです。私には何のことかさっぱりでした、、、一般人でも理解できるように容易な語句を用いて表現したいと思います。

 わかりやすくいえば、カプサイシン摂取により、鎮痛・報酬(快感)に関わる系が活発になるか調べたところ、幸せ物質(β-エンドルフィン)の「設計図」であるmRNAが増加し始めた、つまり、幸せ物質を作る準備ができたということとも言えるかと思います。また、20分という短期的な時間において有意差があったということは、即効性があるとも言えるかと思います。

辛いものを食べると短期的には幸せになれるということは、その可能性が示されていたわけですね。とても面白い研究だと思いました!(もっと深く理解できるように頑張ります)

一方、辛いものは刺激が強く、胃の粘膜等を傷つける恐れがあります。食べ過ぎには十分注意してください!それではまた。

【参考文献1】Lee, J.S.; Kim, S.G.; Kim, H.K.; Baek, S.Y.; Kim, C.M. Acute effects of capsaicin on proopioimelanocortin mRNA levels in the arcuate nucleus of Sprague-Dawley rats. Psychiatry Investig. 2012, 9, 187–190.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22707971

【語句の説明(Geminiを参考)】

中枢オピオイド系:脳と脊髄の神経系のうち、鎮痛・報酬(快感)に関わる系のことです。

視床下部弓状核:脳の司令塔である「視床下部」のうち、中継地点に当たるような機能をもつ場所のことです。

プロオピオメラノコルチン(POMC)mRNAの発現:ベータエンドルフィン(幸せや鎮痛をもたらす成分)の原料タンパク質であるPOMCを作る「指示書」であるmRNAがコピーされた状態を表しています。


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